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Microsoft SQL Server 2012 Express のインストール



Microsoft SQL Server 2012 Express はMicrosoftのDownload Centerより無償で取得できます。

各エディションの内容とシステム要件は以下の通り。

●エディション
64bit x64\SQLEXPR_x64_JPN.exe データベースエンジンのみ
x64\SQLEXPRADV_x64_JPN.exe データベースエンジンおよびフルテキスト検索とReporting Serviceを含む
x64\SQLEXPRWT_x64_JPN.exe データベースエンジンおよび管理ツールを含む
x64\SqlLocalDB.msi Expressの簡易バージョン
アプリケーションおよびデータベース管理ツール(Visual Studioなど)にバンドルでき、
ローカルデータベースを必要とするアプリケーションに埋め込むことも可能
x64\SQLManagementStudio_x64_JPN.exe 管理ツールおよびLocalDB
32bit x86\SQLEXPR_x86_JPN.exe データベースエンジンのみ(32bitOS用と64bitOS用(WoW))
x86\SQLEXPR32_x86_JPN.exe データベースエンジンのみ(32bitOS用)
x86\SQLEXPRADV_x86_JPN.exe データベースエンジンおよびフルテキスト検索とReporting Serviceを含む
x86\SQLEXPRWT_x86_JPN.exe データベースエンジンおよび管理ツールを含む
x86\SqlLocalDB.msi Expressの簡易バージョン
アプリケーションおよびデータベース管理ツール(Visual Studioなど)にバンドルでき、
ローカルデータベースを必要とするアプリケーションに埋め込むことも可能
x86\SQLManagementStudio_x86_JPN.exe 管理ツールおよびLocalDB


●システム要件
  サポートOS: Windows 7, Windows Server 2008 R2, Windows Server 2008 SP2, Windows Vista SP2
  CPU:1GHz以上(32bitOS), 1.4GHz以上(64bitOS)
  メモリ:512MB
  HDD:2.2GBの空き容量


1.SQL Server 2012 Express の取得
  MicrosoftのDownload CenterよりSQL Server 2012 Expressをダウンロードします。
  今回はデータベースエンジンと管理ツールを利用するため、
    OSが32bitの場合:JPN\x86\SQLEXPRWT_x86_JPN.exe
    OSが64bitの場合:JPN\x64\SQLEXPRWT_x64_JPN.exe
  を利用します。
  なお、OSがWindows Server 2008もしくはWindows Vistaの場合は、Service Pack 2に更新する必要があります。
  また、Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1および、Microsoft .NET Framework 4をインストールする必要があります。


2.インストールセンターの起動
  ダウンロードしたインストーラを起動します。
  「SQL Serverの新規スタンドアロンイン インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します」をクリックします。
インストールセンター


3.セットアップサポート ルール
  ルールのチェックが行われますのでしばらく待ちます。
セットアップサポートルール


4.ライセンス条項
  ライセンス条項に同意できましたら「ライセンス条項に同意します。」をチェックし、「次へ」をクリックします。
  なお、機能の使用状況データの送信に協力する方は、「機能の使用状況データを…」をチェックしてください。
ライセンス条項


5.製品の更新プログラム
  最新の更新プログラムをインストールする場合は、
  「SQL Server 製品の更新プログラムを含める」をチェックし、「次へ」をクリックします。
製品の更新プログラム


6.セットアップファイルのインストール
  セットアップ ファイルのインストールが始まりますので完了を待ちます。
セットアップファイルインストール


7.機能の選択
  しばらくすると機能の選択画面が表示されます。
  インストールする機能を選択し、「次へ」をクリックします。
機能の選択


8.インスタンスの構成
  既定では「名前付きインスタンス」が選択され、インスタンス名に「SQLExpress」が指定されています。
  このインスタンス名は、SQL Serverへ接続する際に利用され、接続の際のサーバ名は通常、
  「コンピュータ名(もしくはIP)\インスタンス名」の形式で指定します。
  ただし、既定のインスタンス(MSSQLSERVER)を利用した場合、接続の際のサーバ名は「コンピュータ名」のみの指定となります。
  各設定を行い、「次へ」をクリックします。
インスタンスの構成


9.サーバの構成
  各SQL Serverサービスのアカウントを指定します。
  照合順序では、文字データの並べ替えや比較の際にどういった扱いをするかを指定します。
  特に理由がなければ既定値のままで問題ありません。
  各設定を行い、「次へ」をクリックします。
サーバの構成


10.データベースエンジンの構成
  認証モードはSQL Serverへ接続する際の認証方法についての設定です。
  Windows認証モードを選択した場合は、ドメインやローカルマシンのユーザを利用した認証になります。
  混合モードは上記のWindows認証に加え、SQL Serverで作成したユーザでの認証になります。
  この場合は管理者(sa)のパスワードを設定する必要があります。
  SQL Server管理者の指定は、既定で現在のログインユーザが設定されます。
  特に変更する理由がなければ既定のままで問題ありません。
  データディレクトリ、ユーザインスタンス、FILESTREAMは特に変更する理由がなければ既定のままで問題ありません。
  各設定を行い、「次へ」をクリックします。
データベースエンジンの構成


11.エラーレポート
  「次へ」をクリックします。
  なお、エラー レポートについてMicrosoftなどに送信する場合はチェックを付けてください。
エラーレポート


12.インストールの進行状況
  インストールが始まりますので、完了まで待ちます。
インストールの進行状況


13.コンピュータの再起動が必要です
  コンピュータの再起動が必要な場合は、以下のようなメッセージが表示されます。
再起動が必要です


14.完了
  インストール完了ですので、「閉じる」をクリックします。
  上記の再起動のメッセージが表示された場合は、一度OSを再起動してから、「SQL Serverネットワークの構成」を行ってください。
  再起動のメッセージが表示されなかった場合は、引き続き「SQL Server ネットワークの構成」を行ってください。
完了
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