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Microsoft SQL Server 2012 Express ログインユーザの作成



SQL Server用のユーザは、SQL Server用のユーザを利用してデータベースにアクセスする場合に必要となります。
作成には権限が必要となるため、権限のあるユーザで接続して操作してください。


1.SQL Server Management Studio の起動と接続
  「スタート」→「すべてのプログラム」→「Microsoft SQL Server 2012」→「SQL Server Management Studio」を選択します。
  「サーバ名」に“<コンピュータ名(もしくはIP)>\<インスタンス名>”を指定します。
  なお、インストール時に既定のインスタンスを選択した場合は“<コンピュータ名(もしくはIP)>”のみを指定します。
    例)インストール時にインスタンス名にSQLExpressを指定した場合:コンピュータ名(もしくはIP)\SQLExpress
  「認証」は“Windows認証”か“SQL Server認証”の選択になります。
  “SQL Server認証”を選択した場合は、「ユーザ名」、「パスワード」を入力します。
  「接続」をクリックします。
Management Studio の起動と接続


2.ユーザの作成
  オブジェクトエクスプローラ内の「セキュリティ」ツリーを開き「ログイン」を右クリックし、「新しいログイン」を選択します。
ユーザの作成1

  「ページの選択」にて“全般”を選択します。
  「ログイン名」に作成するユーザ名を入力し、「SQL Server 認証」を選択します。「パスワード」および「パスワードの確認入力」を入力します。
  パスワードポリシーを適用する必要がない場合は、「パスワードポリシーを適用する」のチェックを外します。
  「既定のデータベース」は接続の際に既定として、どのデータベースに接続するかの選択です。
ユーザの作成2

  「ページの選択」にて“サーバーロール”を選択します。
  サーバーロールとは予め決められた権限の塊のようなものです。
  付与したいサーバロールにチェックを付けます。
  ※sysadminのロールを付与するとすべての権限が与えられますので、学習目的であればsysadmin権限を付与することをお勧めします。
ユーザの作成3

  上記以外の「ページの選択」内の項目は、以下の通りです。(詳細は省略)
    ・ユーザーマッピング:既存のデータベースに対するログインの許可設定等
    ・セキュリティ保護可能なリソース:セキュリティ保護可能なリソースに対する権限の設定等
    ・状態:データベースエンジンに対する接続・ログインの設定等

  各設定を行い、「OK」をクリックします。


3.接続の確認
  オブジェクトエクスプローラ内上部の切断アイコン(下図の赤枠部分)をクリックし、切断します。
接続の確認1

  オブジェクトエクスプローラ内上部の接続アイコン(下図の赤枠部分)をクリックします。
接続の確認2

  「認証」を“SQL Server 認証”にし、ログイン・パスワードに作成したユーザ・パスワードを設定し、「接続」をクリックします。
接続の確認2

  無事接続ができれば完了となります。
接続の確認2

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